新しい風って誰。 それは、反田恭平や小林愛実らだと感じています。 詳しくは知らないが、知る限り彼らの家庭は、前回のエントリーで書いたような家系、所謂、音楽一家ではないらしい。 恐らく父母家族の誰かが楽器演奏をやっていてその影響はあったのだろう…

著名なピアニストは、大方にして3歳程度でピアノを始め、小学生低学年程度の年齢でコンクールで上位入賞、場合によっては、オーケストラとの共演、ピアノリサイタル初演などと続き、早期にしてプロデビューをする。 教育は、後の才能伸長の目途さえつけば、…

ピアノを始めるまで、自分の手のひらのことはあまり考えたことはなかった。 手足が短い方だから、指も少し短めかもしれない、とは薄々感じていたことだ。 果たしてそこには、指の長さと、掌の長さの極わずかなバランスのズレ、というものが存在していた。 そ…

年末にピアノコンサートに行っておくべきだ、 と、半ば脅迫されたような気持ち・義務感を少し前から持っていて、いったんはコンサート情報を調べてみたものの、惹かれるような演奏家、プログラムもなく、何となくだが流したままにしていた。 だが、このとこ…

厚い雲に覆われていた空が薄曇りになり、若干の日が差すようなこともあった、今日の自分の心模様。 だが、それにそれ以上の期待はしない。 金輪際、曇りのち晴れってことはない。 生涯、薄曇りの時折小雨が降る、冬の沖縄の天気みたいに、いつまでも、どんよ…

鬱々した気分を抑圧して低空飛行のまま、一日を過ごす。 決定的な破綻もなく、果たして大過なく過ごしたとも言えるが、それで気分が癒えるというものでもない。 重い気分が習いになって、気持ちを引きずりながら息をする状態だ。 それで、今朝少しキーに触れ…

昨日、勤めからの帰り、用事があって家電量販店に立ち寄った。 立ち寄りついでに、電子ピアノコーナーにも行ってみた。 別に、新しいピアノが欲しいわけでもない。 何となく行ってみただけだ。 相変わらず、高額機種の無断試弾は制限されていたが、キーを軽…

嫌な気分を押し殺して、仕事へ行き、多少仏頂面になってしまっていたかもしれないけれど、努めて冷静に執務をこなした。 自宅に帰ってきて、いつものように練習するも、新たな不快な事象が発生していたことに気が付いて、どうにも気分が落ち着かなくなり、つ…

気持ちを切り替えようと、良く聞くお気に入りの曲を聴いてみた。 むしろ駄目な感じだった。 西村由紀江の”扉を開けよう” 今迄無かったことだが、”（心の）扉を開けるのは、今は無理”みたいな感じになって、途中で曲を止めてしまった。 オーディオのスイッチ…

嫌な気分を抱えたまま、明日は仕事だ。 その前に練習。 気分は悪いまま。 それを押し殺して、意識の底に押し込んだ。 和音の切替がどうにもうまく行かない。 仕方がないからブラインドを止めて、鍵盤を見ながら打鍵する。 最初、少し難儀したが、しばらくし…

そういう気分を抑えながら、少しだけ練習を休んでいたごく簡単な曲を弾いてみた。 ...。 案の定、上手く弾けなくなっていてかなり凹む。 指遣いが安定していないから、打鍵ミスも仕方がないが、それにしても。 ...。 かなりやる気が失せた。 指がしっかり動…

嫌な気分をまだ引きずっている。 このブログは、自分のピアノ練習の過程を記録替わりにつけているものだから、気分の問題なぞ本質から外れていて書くこともないのだが、練習には影響が出ているからその状態を反映させるべく、ここに書きつけている。 気分は…

職場で嫌なことがあり、気分の悪い状態が続いている。 ピアノの練習で気を紛らわそうとしたが、練習が身に入らない。 ピアノの美しい音色で、心が癒され、気分を立ち直らせること出来ると考えていたが、これは無理なようだ。 人が極度のストレスや不安、恐怖…

キーボードの内蔵音源（内蔵曲）を使っての練習は、こうだった。 ・まず対象の曲をデモンストレーションして、小さなディスプレイに表示される左手右手のそれぞれ指番号をメモに取る。 ・主音を確かめ、指番号とキーの対応関係をメモに取る。 ・左右の打鍵の…

キーボードの内蔵音源（曲）に沿って練習するということを止めた後でどうしているかというと、普通に教本を使ってる。 今ではWEBやYoutubeに良い教材があるようだけれど、地味に書籍を使っている。 これは少し前に買っておいた。 普通に「バイエル」だが、赤…

3日間、旅行に出掛けて家を空けた。 勿論、この間、鍵盤には触れていない。 帰ってきて、ピアノの練習をしてみたら、いつものように退行しているが、思ったほどの打撃も無い。 旅行中何をしてたかというと、エアピアノは出来ないが、ひたすら指関節の柔軟を…

1日休むと自分に分かる、2日休むと先生に分かる、3日休むと聴衆に分かる、と言われるピアノの練習。 自分なぞは、1日たりとも欠かさず毎日練習しても、自分に分かるのだ。 駄目なのが。 それなのに、週末は2泊3日の旅行。 出発は夜も明けぬ朝早く。 帰りは真…

キーボードとピアノ。 似ているようで、非なるもの。 どころか、本質は違いすぎるのだろう。 ミスタッチがどうにも減らないのは、やはりキーボードでの練習の所為だと思われた。 キーボードは、キーを押し込むときの重さやダンパーのような弾性的な反発力が…

鍵盤を叩くときに、持ち上がるという癖がある小指。 インターネットをさまよって、問題解決のためのアイディアを少し得た。 手首を高く持ち上げて、ここを支点に指先に向けてアーチを作ると良いようだ。 確かに、小指は持ち上がりにくくなる。 つまり、この…

指遣いが迷走中で、ハノンの簡単な題目も出来なくなった。 そこで、ハノンの1小節を二つに分け、4音ずつ練習する。 それを自分で拡張した。 5指5音（1・2・3・4・5）から4音の組み合わせを60本作って、この4つ音の組み合わせで打鍵練習をする。 やってみた。…

鍵を叩く時は、脱力せよと。 如何様に脱力するのかが、今一つ理解できない。 確かに、Youtubeで観ると、リラックスして肩など殆ど動かしていないピアニストがいる。 指の動きもスムースだし、音も軽快に出ている印象。 だが、しかし、自分の場合。 脱力する…

変な癖があって、親指（１）から順に鍵盤を叩いていくと、薬指を叩いたとほぼ同時に、小指が持ち上がり、小指を下すや叩きつけるようにキーを叩く。 この小指が持ち上がるという、神経質な動きが嫌だ。 ほぼ衝動的というか、自動的にそういう動きになるから…

ピアノ演奏会に行って来て、プロの指裁き、指や腕の動かし方を見た。 食い入るように見た。 とは言っても席が離れているから、良くは見えない。 凝視するが、元々目も悪いし遠くだからね。 見えるのは、大体の動きのみだ。細かい動きは見えない。 それでも勉…

伊藤先生の[BASIC HANON]を開いてみる。 今までは導入部だけだったから、本編を見るのは初めてだ。 !! びっしりとオタマジャクシが並んでいる!! これはキツイなと思いつつ、よく見ると格別難しい音程ではない。 次のページを捲ってみたら、こんどは知ってい…

申し込みしてから数日後。 目出度く協会から会員証が送られてきた。 中には伊藤先生が書いている直近の会報が二葉。 相変わらずのめっぽう鋭い切れ味抜群の文章だ。 伊藤節が冴えわたっている。 素晴らしい。 これを読むだけでも会員になった甲斐があるとい…

ピアニスト・伊藤仁美先生が書いた、ハノンの入門書（教書）「BASIC HANON」が手元にある。 大き目の本屋（ジュンク堂）に行って、もう一つのハノンの入門書と一緒に選んできた。 もう一つの教書の方が内容が優しいため（子供向けの水準にまとめてある）、今…

指の先で弾くか、指の腹で弾くか、慣れた爪先で弾くか。 どうもピアノが上手く弾けない、曲を覚えられないのは、指使いの所為ではないかと考える。 上手く指が運べないから、間違える。 上手く指が運べないのは、弾き方が間違っているから。 曲の練習と同時…

このところ疲れ気味で、ピアノ練習も余り出来ず。 少し前に買ったハノンの教書（入門書）を少し読んでみる。 導入の壁を低くしている段取りがあるから、やってみた。 やってみて分かったが、取り敢えず最初は、シンプルな練習内容だから、続けられるなと思っ…

アノンだと、どこかの化粧品みたいだから、一般的な言い方にしよう。 ハノン。 以前のエントリーで、プレ・ハノンで挫折、みたいなことを書いた。 帰宅途中、近くの家でね、ピアノの音が聞こえて来た。 それなりに難しそうな長めの曲を弾いている。 フィンガ…

インターネットで鍵盤は爪の先で弾く、とあったから、そんなもんかなと多少の疑問を抱きながらもそうしてきた。 だから、プラスティックのキーを叩くと、爪の先だからカチカチと音がする。 ヘッドフォーンを外して打鍵音を聴くと、そうだ。 少し騒々しいし、…