職場で嫌なことがあり、気分の悪い状態が続いている。
ピアノの練習で気を紛らわそうとしたが、練習が身に入らない。
ピアノの美しい音色で、心が癒され、気分を立ち直らせること出来ると考えていたが、これは無理なようだ。
人が極度のストレスや不安、恐怖を抱えている場合、音楽は全くの無力だ。
少しでも音楽を受け入れることが出来る心の余地が無ければ、人の心にメロディーを伝えることは出来ない。
こんな時は、傍に寄り添ってくれる近しい誰かの存在と、心からの暖かい言葉の語り掛けが必要だ。
自分には家族はいるが、残念乍らそういった存在の人間がいない。
自分自身で対処しなければならないのがキツイが仕方がない。
兎に角、こんなとき楽器は無力なのだ。