嫌な気分を抱えたまま、明日は仕事だ。
その前に練習。
気分は悪いまま。
それを押し殺して、意識の底に押し込んだ。
和音の切替がどうにもうまく行かない。
仕方がないからブラインドを止めて、鍵盤を見ながら打鍵する。
最初、少し難儀したが、しばらくしたら上手く行くようになって来た。
ハノンの教本に「調」のことが出来て来た。
よくわからないから、楽譜の読み方の書籍をのぞき込む。
今迄、ハ長調のものばかりで、他の調(音階)のものには無頓着だった。
調べると、調の種類によって、打鍵するキーがいろいろと変化する。
結構、調、音階の種類もある。
短調なぞは、それぞれに3種類の音階がある。
同じドレミ...でも、打つ鍵が異なるのは辛い。
今でも打鍵ミスだらけだというのに、打つべき鍵が都度変わってしまうとは。
...。
当面は、複雑な調に出会うことはないだろうけれど、このこと(調・音階の種類の多さ)を知ってかなり気が重くなった。
とても対応出来そうにない。
ほとんど絶望的だ。