変な癖があって、親指(1)から順に鍵盤を叩いていくと、薬指を叩いたとほぼ同時に、小指が持ち上がり、小指を下すや叩きつけるようにキーを叩く。
この小指が持ち上がるという、神経質な動きが嫌だ。
ほぼ衝動的というか、自動的にそういう動きになるから何かしら理由があって、それがそうせざるを得ないから、指が勝手にそう動くのだ。
それから、鍵盤を叩いているうちに、手首が下がるという癖もある。
これは相対的には指全体が上向きになるということだ。
この悪癖により、キーが指先が遠ざかることになるから、スムースな打鍵の妨げになる。
小指と親指は短い。
人差し指など、他の3長指の位置を優先すると、この2つの短指がキーから遠ざかり、打つ毎に指・手の全体を大きく動かさなくてはならなくなって、やはりスムースな打鍵の妨げになる。
小指と親指をキーに常に接した形にすると、他の3長指は曲がらざるを得なくなる。
弧を描くことになる。第2関節から曲がっていき、指先が垂直に鍵に向かう。
そうすると、指先と言うより、爪先の方が鍵に当たりやすくなって、これも良くない。
また、長指が曲がり過ぎてしまい、鍵を叩くと滑って内側の方に曲がりこんでしまって、安定して打鍵出来ないこともある。
吾輩の指・手はピアノを弾くのに向いていないのか。
親指と小指を鍵に付けたまま、他の長3指で打鍵してみるもうまい具合に行かない。
大体からして、吾輩はキーボードを叩くのも下手だ。
常に打鍵ミスをする。
指で、正確にキーを叩く、という基本動作が出来ないのだ。
何かがおかしい。