どうでも良くなった。
自分にとって大事なのは、誤打しない指遣いだ。
間違いなく打てること。
これが一番大事なことだ。
響きの美しさ、指遣いの軽やかさなんて、今のところどうでもいい。
ただ、ひたすら間違いないく打鍵したい。
指遣い以前に、音符の進行に対する記憶の問題もあるのだけれど、打鍵ミスをしやすい指遣いというものは、確かにあると思われる。
1つとして完成していない曲が無い、というのも辛いものだ。
弾けるには弾けるが、凡そ全ての演奏でどこかに引っかかりが出る。
曲によっても、指遣いは違う。
だから、奏法がああだこうだと言ってみても仕方が無い。
初心者だから、頭でっかちになって、何か寄るところ、確実な根っこになるものが欲しくて方法論を追求してきたが、今や無駄だ。
ただ、練習してするのみ。
打鍵して、自分の指そのもので、あるべき姿を求めるのだ。
