小曲集に調号が出てきた。
今迄は、C-majorだけの曲だったけれど一つ段階が上がったのだ。
調号を勉強したのは少し前。
本の解説が一辺倒で不親切だから良く理解できていない。
なぜそうなのか、そうなっているのかが知りたいのだが、こうですというばかり。
可笑しなことだ。
さて、曲の中に出てきた調号は#が一つ。
位置は、シャープ記号の升の中心が五線譜の一番上の線上。
調べると、ここの音階はト音記号の高い方の”ファ”だ。
ここに音符があると半音上げて、ファ指定の白鍵ではく、右隣りの黒鍵を打つ。
ト音記号内の上の方のファだけではなく、下の方のファにも#が適用される。
そしてヘ音記号部にもファに相当する位置に#が付いている。
つまり鍵盤配列は循環しているから、1巡毎に同じ変化を付けることになる。
これはG-majorらしい。
ところで、件の楽譜を見ていると、上の方にも下の方にもファが書かれていない。
これでは調号をつける意味が全くないのだがどうして調号があるのだ。
何のために、C-majorから調を変えているのかが分からない。
主音(基音=始まりの音)は、ソ(G音=Cより四つ高い)だ。
だから、G-majorなのかと言えば、そうでもない。
主音が調と一致しないことが良くあることは知っている。
G-majorで良く使われるコードが関係していることはありそうだ。
逆に言うと、コードに馴染む調(キー)が指定の配列ということになるかもしれない。
勉強不足でその辺り良くわからない。
さて、ここまで来たところで実際に曲を弾いてみよう。