早い人では、半年から1年或いは1年半ほどだということだが、通常は、2年から3年ほどは掛かる由。
場合によっては、4年程度は必要とする。
自分の場合、始めた年齢、独学ということを考えると、最低4年程度は見ておかなくてはならないだろう。もっと掛かるかもしれない。恐らくそうだ。
テキストの進み具合が全体遅いと感じていたが、実際、そういうことなのだ。
それだけピアノの上達には時間が掛かる。
時間が掛かれば、自分の場合、筋力も知力も落ちていくばかりだから、ますます時間が掛かるだろう。
ある意味、ディレンマだが、他に方もない。仕方が無い。
効率を重視する練習はあるだろうが、不用意に練習曲をスキップして、取得すべき必要なスキルを後回しにしてしまったら、やはり上達は停滞する。
今の主要テキスト(バイエル併用本)は、今の練習の状態を維持していけば、年度末に全てを終わらせることは出来るだろう。
さて、この本はいつから始めたのか。
恐らく、今年の初めごろだろう。
そうすると、同様のテキストを1冊片付けるのに、1年掛かる計算になる。
シリーズのテキストは、手元にあと2冊ある。
だから、全て終わらせるのに、トータルであと2年かかることになる。
合計で4年ということになり、辛くも予想通りの見込みと一致する。
レベルは上がるのだ。だから、もっと時間が必要になるかもしれない。
5年或いは、6年間か。
ソネチネレベルに到達するのは、10年後か、それ以上先だ。
完全に高齢者の仲間入りをしてしまっている。
もう指も上手く動かないかもしれない。
悔しいかな、あと5年早く始めていれば。
悲しいかな、あと10年早くやっておけば。
後悔してもどうにもならないのだが、残念だ。
だが、この道を進むしか、ない。
一つの救いは、完全に行き詰った、と思っても僅かな進歩・前進が見られていること。
このレベルでワイワイ言っているようでは、どうしようもない技能の低さだが、これが現実なのだから仕方が無い。
早期に退職でもして、ピアノの練習に集中できる日々があれば、多少は未来も変わるのかもしれない。
だが、少しづつでも前進(或いは後退を防ぐための維持が)出来るように、練習は続けよう。
また、音楽に係る知識の習得にも努めよう。
幸いにも、心の整理・準備は出来ているので、これから暫時その辺りは強化できると考えている。