以前、書こうとしていたことで、でも忘れてしまって書けなかったことを思い出したので、また忘れる前に書いておこう。
それはですね、セルフレッスンの吾輩にはキツイ数字。
ピアノを独学する人の90パーセントは一年以内に止めるんだと。
吾輩は、熱しやすく冷めやすいタチだから、この数字には現実味がある。
どういう機関がどのようにして得たデータなのかはわからないが、どっかのウェブサイトでこのことを知った。何かのアンケートなのかなぁ。
まっ、数字自体の真偽は置いておいて、確かに多くの人が、キーボードから指を離してしまうんだろう。
独学では来れられない壁がいつか来るんだな、恐らく。
だったら、その時は先生に付けばよいのではないか、電子ピアノでなくてね。
進歩が全くなくなって、つまり前に進めなくなってやる気が失せ、事を辞めてしまうのは、何もピアノに限ったことではない。
何にでも良くある事だから、まぁ仕方がないだろう。
でも先生に付いていった場合と、独学の場合では、やはり継続していく力は違うということだ。
先生が付いていたら、数年間はやるんじゃないかな。
そしたらそれなりにピアノは弾けているようになるでしょう。
独学では、自分で全てを律するしかないですから、練習も自らが進んでやるか、やらないかのどちらか。
だから、時間、期間を掛けても、ちっとも上達していないかもしれない。
そして、先生に”もう少し頑張ろうよ”と言われることも無い。励ますのも自分自身だけ。
孤独との闘いとは大袈裟だが、独学の君に付き合ってくれるのは、目の前の黒白の鍵盤だけだな。
吾輩も1年後には、キーボードを片付けているのだろうか。