秋波・初秋を知る

昨日朝、青空が高く、雲も白いが、日差しの中の微妙な色加減に晩夏を感じる。

 

またセミの話になり恐縮だが、丁度その時、夏の暮れに鳴き始めるツクツクボウシの声が聞こえていたことも、少し気持ちに影響したかもしれない。

 

時折、夕立のような降雨があるものの、総じて最近は天気も良く、夏空が続いている。

 

青い空・白い雲は、悲しいかな今日日、自分に関係が無い。

今年の夏はどこかに旅行する予定もないし、ちょっとした避暑地にも出掛ける予定もない。

 

その気にもなれない。

家人も特に行きたいところは無いという。

 

だから、今年、個人的に”夏はもう必要ない”のだが、それでも夏が過ぎ去って秋になってしまうというのは、常にどこか寂しさを感じてしまう。

 

毎年、夏の終わりの時期は、季節の移り変わり、時の過ぎ去って行くことを強く意識する。

梅雨が明けて、夏本番を待っている、という個人的な気性があるせいなのかもしれない。

 

盛夏に何もしなくても、昨年にように晩秋に沖縄に行くのならば、遅めの夏を取り返すことも出来るのだが、でも、今年はその予定も無い。

 

今年の夏は終わってしまったようなものだが、それでももう良いのだ。

 

さて。

ピアノの方だが、昨朝は、練習のせいもあってそこそこ上手く弾くことが出来た。

が、勤め先から帰ってきて練習してみたら、疲労のせいか、指の動きが渋くてもとのダメダメに戻っていた。

 

今日はどうだろう。