停滞

ト長調の曲に入ってから、指遣いがなかなかスムースに運ばない。

進歩が止まった。

成長せず、停滞している。

 

ハ長調時代の、過去にやった曲も必ずしも完ぺきではないから、今のレベルの曲との平行練習は続けている。

 

指の動きが渋い。渋くなっている。

上手く鍵盤を叩けない。

年だから仕方が無いか。

 

森のことりたち。

もう3月以上もやっている。

 

この曲に集中して取り組んでいるというより、数曲の平行同時練習の一曲として、ちょこちょこ鍵盤を弾くのだ。

 

前に進むのに、この曲が壁になっている。

この曲に引っかかって、先に進めない。

このレベルで停滞している、ということだ。

 

自分にとって、少しとっつきにくい部分があちこち含まれている。

 

だからこの曲が上手く弾けるようになったら、次のステップ進むことが出来るんだろう。つまり、次の段階へ進むための糧になると思っている。

 

そう。

この曲はどちらかというと、苦手な曲。

練習してきた曲の中には、当然そんなものもあって、そんな局は、なるべく練習するのを避けてきた。

 

というのは、それに囚われてしまうと先に進まなくなってしまうから。

 

でも、森のことりたち。はやらなければ、だ。

色々なエッセンスがこの曲に含まれている。

 

少しは進歩もあるのだから、もう少し粘っていく。