少し前の事。
近傍のリサイクルショップに、KORGの電子ピアノの2つあって、どちらかを買おうと思っていた。
鍵盤を弾いてみたら、自宅のCTK-2200よりピアノっぽいタッチを強く感じたから。
その時は、量販店で売っている新型の電子ピアノ10台ぐらい触れてみて、リサイクルショップの2台の方がタッチが良いと思った。
今日、勤めの帰りにお店に寄ってみたら、1台は既に売れていた。
残った1台を改めて確かめようと、鍵盤を叩いてみたら、キーストロークが浅く不自然で、存外良くない。
おかしいな、感覚が変わったのかと思う。
見ると2021年製とあり、値段もそれほど高くないから入門機のようだ。一応88
鍵盤にはなっている。
もう1台、2016年製のROLANDの電子ピアノもあった。値段は倍。
軽くキーを叩いてみると、こちらの方が沈み込みが深くタッチも自然で、よりピアノに近いようだった。こちらは66鍵盤。
結局、KORGは買うのを止めた。タッチが納得できないのでね。
ROLANDの方も、家のあるもう1台の電子ピアノであるクラビノーバとさほど変わらないイメージ。こちらも買うのを見合わせた。
さて。
どうして今回、KORGが駄目に感じたのだろう。
最初にKORGの電子ピアノに触れた時は、CTK-2200ばかり使っていて、その極浅い、子供のおもちゃのような軽いタッチしか知らなかった。
だから、これに比して、KORGのそれは随分良く感じたのだろう。
そしてお店にあった他の電子ピアノもタッチの軽い入門機ばかりだったから、猶更、KORGのタッチが本物っぽく感じたんだな。
でも、その後、家にクラビノーバには数度触れたのみ。
当初と、今回のキータッチに対する感覚の違いがどこから生じたかは、良く分からない。
兎に角、無駄遣いせず、もう少しCTK-2200に向き合って練習しろということか。