先生が電子ピアノで、収録されている曲を練習するが、対応する五線譜が無い。
ひょっとしたら、附録として同梱品にあったのかもしれないが、今となってはそれも知れない。取扱説明書すらないのだ。
五線譜が無く、ではどうしているかというと次のとおり。
まず曲を選んで再生する。
すると、小さなディスプレイ上の両手の手のひらの絵に、逐次指番号が表示されるから、これを一つ一つメモする。これは主旋律から始める。
一曲分まとめ上げる。
その上で、一番最初の指番号に対応する音を書き込む。
相対的に、後の指番号に対応する音階が決まる。これをメモに書き込む。
偶に、同じ指番号でも、違う音が振られることがあるから、自動演奏を聴いて音を確かめたり、ディスプレイの五線譜上の音符の位置を確かめたりして、指番号に割り当てる音を修正する。
主旋律が終わったら、伴奏部で同じことを行う。
音出しのタイミングを合わせるため、五線譜と同じように、上に主旋律、下に伴奏部を書く。
練習して、音出しのタイミングを修正する。それをメモに反映させる。
先生の指示の指番号どおりだが、上手くやれない時は多少アレンジする。
練習する。
こんな感じ。
実に汚らしい。
※黒鍵盤の音は適当に書いている。