1回の練習時間

1回当たりの練習は、長くて30分と決めている。

それ以上は、飽きてしまう。

 

何故飽きるかというと、進歩が無くて同じ曲を繰り返し練習しているから。

以前はある程度仕上げたら先に行くこともあったけれど、進歩が遅くなって新曲への取り組みは遅れている。

だから、同じ曲の練習ということになり、結果、短時間で飽きる。

 

あと、力を込め過ぎているのか、腕が痛くなって止めることもある。

そのためか、かなりいい加減、適当な打鍵になって、全く弾く気が無くなって止めることもある。

 

だから大体が30分未満だ。

 

1回が30分だが、1日何回やるかは日によって違う。

平日は勤めがあるから、朝少しと、帰って来てからの1回で2回。

休みの日は、朝、午前中、午後、夜と4回ぐらい。

 

もっとちょこちょこと、気が向いたときに短時間の練習を断続的に繰り返すこともある。

 

だが基本は1回30分に固定して、あとは回数制で進めることにほぼ決めている。

 

プロの1日最低3時間、ピアノに特化した勉強をしている人の、1日8時間から10時間の練習には到底及ばない。

 

だから進歩の度合いなんて、タガが知れている。

 

ハノンを再開する

バイヤー速習本、気が進まないが最初の最初からきちんとやることにした。

2冊ある。

これで2年分。しっかり練習する。

後先考えずに。

 

やはり基本が大事だと思われる。

どの曲も何時まで経ってもきちんと弾くこと出来ないのは、基本が出来ていないため。

面倒くさいそれらから逃げてきた。

 

易しい曲を適当に仕上げて、それで満足して弾けるようになった気になっている。

だがそれは自分への嘘だということも知っている。

 

底が全く抜けてしまっているのを自覚しているが、それを真正面から見たくはない。

真正面から真実に向き合うと、目の前に見えている(と思っている)上達というものが、はるか遠くに逃げてしまうのが辛い。

 

つまり、この1年半が砂上の楼閣だとは思いたくないが、その実、進歩だと思われた表面的な技量は単なる蜃気楼だいうのが事実だと思われる。

現実に、未完成の曲の残骸があちらこちらに転がったままになっている。

 

だからこそ。

今度はきちんと本当の自分の力と向き合って基本からきちんと進める必要がある。

 

ハノンとは言っても、これも子供向けの速習本だが、やらないよりは、良い。

しまっておいたバーナムも併用する。

 

面倒くさいこと、嫌なこと、苦手なものに取り組む。

基本の部分、土台に当たるところが出来ていない事実とハッキリと向き合うことにする。

以前は弾けた曲も上手く弾けないこと

今のフォームで練習すると、以前上手く弾けた曲も弾けなくなっていることがある。

 

但し、単に久しぶりに弾いたせいなのかもしれない。

 

かわいいオーガスティンは、思ったよりも進歩があって、今年中には弾けるようなっているかもしれない。

小さなワルツもほぼ弾けるようになる。

 

2曲とも11月中に習得出来るかもしれない。

 

 

右手の指の動きに左手の指が追い付かない

多少は弾きなれた曲を速弾きすると、右手の指の動きに左手の指の動きが追い付かない。

 

かといって、打鍵に勢いを付けたとき、右側のスピードを落とすことが中々できない。

 

結果として、曲はバラバラとなる。

かわいいオーガスティン

今は亡きカメラのキムラ。

タの字が一つだけ多い、キタムラに買収されてしまって、今はこの屋号の店はない。

 

そのカメラのキムラ。

店内はいつもこの曲が流れていた。

と言っても、歌詞は改変されている。

 

確か、“カーメラのキ・ム・ラ、キ・ム・ラよ”といった感じのCMがTVでも流れていたはずだ。

新宿駅東口大ガード下の青梅街道を靖国神社側に少し行ったところに、新宿店があり、カメラを安くしてもらったり、中古を引き取ってもらったりと色々お世話になった。

親切で良い店であった。

 

そんな思い出のある曲を今練習しているところ。

左手も、右手も左右に少し振れるのが今まで練習してきた曲に無い点で、中々上達しない。

 

そんな風に、少し壁を感じていた曲なのだが、それでもジワリジワリと前に進むようになって来た。

 

同じような伴奏廻しの小さなワルツと一緒に練習することが多い。

ただやはりどちらの曲も上手く行ったり行かなかったりで、中々一気に前に進むようなことは無い。

 

多分、年内に完成させることは無理だと思われる。

 

また駄目かと思って

ふと、我が手を見つめると、爪が伸びている。

特に、左の方が伸びていた。

 

このあいだ、短くしたばかりと思っていた。

爪を切ったら、少し打鍵の具合が良くなった。

といっても、いつも通りの出来なさ加減で元に戻っただけだ。

 

少しばかり伸びていただけなのだが、自分の場合、打鍵への悪影響が大きい。

女性のピアニストはどの程度爪を伸ばしているのだろう。