屋台・露天商が減った

コロナ禍により、地元の祭りやイベントが3年ほどに渡って自粛となった。

そのあおりを受けてか、露天商の廃業が一層進んだ模様。

 

また、店主の高齢化もあるだろう。

暴力団対策との指摘も目にする。

 

少子化でお祭りに来る子供の数も減り、売り上げがもう随分長いこと減少し続けていたのだろう。

コロナ前でも近くの神社の例大祭に出店してくる屋台の数は、年々減っていた。

今年、3年振りかに行われたお祭りでは、かなりのお店が出店を取りやめて、寂しい状況であったいう。

 

少し離れたかなり規模の大きな神社が昨日・今日と、例大祭だった。

昼間見る限りでは、入り口である大鳥居から、奥の方に向かって、空っぽの露地が広がっていた。

 

例年ならそれなりの出店があるスペースだが、ごっそりと屋台の数が減っている。

さらに奥の方は不明だが、恐らくところどころに空いたスペースがあるのだろう。

 

ところが夕刻、神社前を通り過ぎてみると、例年以上の人出があって、境内がごった返していた。

 

これはどうしたことか。

恐らくこれは、祭りを待ち望んでいた人たちがコロナ禍明けでどっと押し寄せた結果なのだろう。

 

確かに昨年もこの祭りはやっていたのだが、コロナへの警戒心もありそれほどの人出ではなかったように記憶している。

ところが、昨年ですら、先に書いた”空きスペース”への出店はあったのだ。

だから、屋台の数が減ったのは、コロナだけの影響ではないことは確かだ。

 

その自分は祭りに行ったかというと、実は通り過ぎるばかりで行ってはいない。

そういう人間が増えたから、お祭りは徐々に衰退していくのだろう。