あー連投ですけど、書きつけたいことがあるから、忘れないうちに投稿しなければ。
さて。
自分は元々、体が硬い。
それに、右手首は中学生のときに骨折し、その後のリハビリが良くなくて、上手く回せなくなっている。
無理に回すと途中で筋肉がひきつる感じがして、途中で回せなくなる。
左手首は、小学生のときにひびが入っている。右手首ほどではないのだけれど、本来の可動域よりも狭くなっているのだろう。何となくだけれど最後にひきつる感じが残っている。
つまり両手首の動きに制約がある。
加えて、年齢。
手首、腕の動きが鈍っている。
ということで、トータルとして、しなやかな腕の動き、柔軟な手首の返しに欠いている。
つまり全くピアノを弾くのに向いていない躰だ。
だから、鍵盤を弾いていると、すぐに筋肉がこわばってきたりして腕が動きずらくなる。
そして腕・手首が痛くなるから練習中断だ。
指も短くて曲がっているかもしれない。
すぐにキーを打ち間違えたり、2つのキーを同時に叩いたり。
そうそう。
手のひらは卵を優しく包むようにまあるくして、鍵盤は爪の先で弾く。
そう習った。
正確には、習いましたではなく、インターネットでそう書いてあるのを勝手に読んだ。
爪の先で叩くとね。
今使っているのは、安い電子ピアノで、鍵盤は樹脂製で出来ている。
表面はツルツルの滑りやすい加工だ。
だから、爪先で叩くと、カツンカツンと嫌な感触、不快な感じ。
でもこうじゃなくっちゃ、上手にやれないらしい。
だからきちんとやれているかは分からないけれど、素直にそれを受け入れている。
エボニーアンドアイボリー。
その昔、ポール・マッカートニーとスティービー・ワンダーがデュオで歌っていたっけ。
黒檀と象牙・・・つまりは黒い鍵盤と白い鍵盤、総じてピアノを指している。
ここでは、曲が伝えたいメッセージは省くとして、言いたいのは、両方とも高級資材だということ。
だから、爪先で弾いても嫌な感触はなかったんじゃないか。
でも今はどうだろう。
少なくても象牙は使えない。
だから、これに代わる人工的な素材をつかっているんだろう。
調べたら、なんでもニューアイボリーっていうとか。
ハンコを造るときに使う、人口象牙だな、恐らく。
黒檀だって資源の枯渇で別の木材が使われているのでは。
と思ったら、黒檀調木材とかいうのだそうな。
そうして出来るだけ旧来の素材に近いものを活用して、昔のピアノのような叩き心地の良さを維持しているんだろう。
あっ、調べたら、黒檀も象牙も以前から表面に張り付けている(貼り合わせしている)だけで、中身は別の木材のようだ。
まっ、何でも良いけれど、今も昔も(それなりに)良いピアノは弾き心地は良いんだろう。
ということは。
今は安っぽい電子ピアノですけれど、少しは上達してもうちょっと良いものを使おうと思ったら、そしてそれなりのものを手に入れたら、もう少し気持ちよく、鍵盤を叩けるということか。
じゃ、頑張ろう。
話が随分ずれてしまった。
お化けや幽霊みたいに、恨めしやーではないけれど、手のひらはまあるくして、軽く優しく卵を握るような形で、指先(爪先)で、キーを弾いていく。